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ツバメの歌　岩波の子どもの本

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「ツバメの歌」「ロバの旅」の2話収録。
「ツバメの歌」は、ポリティのコールテコット賞受賞作。やわらかい色彩の美しい絵本。
「ロバの旅」の文章は、ニューベリー賞を受けたクラーク。南米を舞台に、小さなロバの旅を詩情豊かに描きます。（出版社紹介文より）

ジュアンという少年は学校の行き帰りにジュリアンおじいさんの管理する教会を通ります。教会の庭には花が咲いていて鳥がたくさんいます。中でも可愛いのはツバメ。ジュアンはツバメのたまごやヒナの様子を良く眺めていましたが、夏が来てツバメは旅立っていきました。ジュアンは寂しかったけれど、学校で習った「ツバメの歌」を時々口づさみました。おじいさんはツバメのいない間も手入れを欠かしません。ツバメは春になったらまた帰ってくるでしょうか？

小さなロバはバナナを背負って運ぶ仕事しているお母さんロバに「よそへいっていろいろ見たい」と言い、旅立ちます。何かを見つけたい小さなロバは、途中ココアの豆の町に寄り、金山で働くことになり、インディアンに出会います。何かを探すのに疲れたロバはお母さんのいるバナナの国に帰ろうとしますが…。

絶版。重版未定。

著：レオ・ポリティ (文・絵) 、ノーラン・クラーク（文）、石井　桃子 (訳)
発行：1994年第16刷　岩波書店
サイズ： 17×21cm
ページ数：88
テキスト：日本語
状態：ハードカバー、カバーなし。表紙スレ、背表紙の色褪せあり。ページに少々の皺がありますが、経年の割に比較的綺麗です。