2021/09/11 18:30

9月には【中秋の名月】もあり、秋分の日を過ぎてからは日暮れがだんだんと早くなり、【秋の夜長】と呼ばれる夜が長くなる季節がやってきました。そこで

夜がテーマになっている絵本をご紹介します。


下記画像をクリックまたはタップしていただくと詳細ページにアクセスできます。


●きりのなかのはりねずみ

 日が暮れると、はりねずみは友だちのこぐまの家へ出かける。一緒に星を数えて夜を過ごすのだ。途中、白い馬を見つけて、はりねずみは霧の中へと入っていく。深い霧の中であたりの分からない中、手探りで進んでいく道は著者のノルシュテイン曰く「人生そのもの」



●かいじゅうたちのいるところ

ある晩、マックスはおおかみのぬいぐるみを着ると、いたずらをはじめておおあばれ。とうとう寝室にほうりこまれた。すると、寝室ににょきりにょきりと木がはえだして…。
ファンタジックでユーモラスな世界観は子どもから大人まで惹きつけられるセンダックの代表作。



●まんげつのよるまでまちなさい

あらぐまのぼうやは、まだ夜を見たことがありません。ぼうやは次々にお母さんに夜について質問をしますが、そのたびに「まんげつのよるまでまちなさい」と言われます。そうしているうちにぼうやは 心も体も成長し、いよいよ満月の夜がやってきました・・・。
訳者の松岡さんのあとがきもぜひ読んでみてくださいね。



●おほしさま

「おほしさまってどんな味がするのかな?」こぶたちゃんたちは興味津々。星を食べたことがない動物たちは、どうしても食べたくて、星の湖へ行き…。
大人気絵本作家のたちもとみちこ(立本倫子)さんが描く色鮮やかで可愛らしい動物たちの世界。



●空がレースにみえるとき

空がレースに見えるうすもやの夜に何がおきるか知っていますか。空がレースにみえるビムロスの夜、妖精のような少女たちとカワウソの祭りがはじまります……。夢のような世界が展開します。
バーバラ・クーニーの絵が幻想的で美しく、この不思議な物語にとても良く合っていて魅了されます。



●しずかなおはなし

はりねずみの家族が、真夜中に散歩にでかけました。森の動物たちはみんな眠っていますが、2匹のおおかみだけは目を覚ましていました。おおかみははりねずみをつかまえようとしますが…。真夜中の森でおこった静かな静かなお話。
寝る前の読み聞かせにもどうぞ。



お気に入りの本を手元に置いて静かにじっくり本を読んでみたくなる秋の夜。絵本の世界観に浸るのはいかがでしょうか。