2022/06/30 17:42

今回のブログはくまぐまで販売している品物の事ではなく、個人的に6月に購入した本を紹介します。


元々絵本が大好きでくまぐまをやっているので、個人的に所有している絵本も多めです。

普段は販売する古本を見て満足しがちなのですが、6月は東京都心の有名大型書店に行く機会があり、そこで買い物スイッチが入ってしまったようです。新品の絵本&児童書を爆買いしました。

地元にも本屋があるのですが絵本のセレクトがあまり好みではないので、大型書店では気になる絵本がたくさんあって目移りしてしまいました…。


計7冊購入したので1冊づつ紹介します。


【かたつむりハウス】
内容:豆みたいに小さくなった三兄弟が、「かたつむりハウス」をみつけました。「かたつむりハウス」ってなあに? そこで何をしたの? リリックなイラストで細密に描かれた夢のような自然を背景に、不思議な物語がはじまります。

書店の『6月の雨の本、カタツムリの本』特集コーナーに置いてありました。タイトルのフォントがホラーっぽいですが(笑)全然そんなことはなく、自然が生き生きと描かれていてとても美しいんです。小さくなるといつもの世界が全く違って見えてワクワクします。


【庭にたねをまこう!】
内容:明るい日差しに誘われて庭へとびだした子どもたちは、庭師のおじさんに導かれながら、落ち葉をどけ、土をたがやし、種をまきます。水やりや草ぬきも遊びのうち。虫や鳥もやってきます。夏にはパーティーをひらきましょう。戸外での発見、花や野菜を育てるよろこびをいきいきと描いた絵本。『クリスマスってなあに?』の姉妹編。

『クリスマスってなあに?』は持っていて、姉妹編があると知っていつか欲しいと思っていた本。どうやら版元では品切れ、ネットなどで価格高騰中のようです。本屋で最後の1点でしたが出会えてラッキーでした。
植物の種まきから成長までが限られた色数で描かれているのですが、それがすごく可愛いんです。『クリスマスってなあに?』と合わせて飾っておきたい絵本です。

【ねこまたごよみ】
内容:ねこまたの1年は、2月から始まります。人と似ているようでちょっと違う。猫の妖怪・ねこまたの五つ子家族とめぐる1年間のおはなし。
今年生まれたばかりの、ねこまたの五つ子ちゃん。その成長とともにお話が進みます。
2月22日「ねこの日」は盛大なパレードでお祝いし、弥生にはおひにゃさまの座をきそう「ひにゃまつり」。霜月には「またたびまつり」を楽しんで、師走には目玉チキンで「クリスニャス」! 人と似ているようでちょっと違う愉快な1年間を、1か月1見開きの緻密な絵で紹介。季節の植物や食べ物もたくさん登場。中にはねこまた独自の奇妙な物も……。

1年のいろんな催事記を猫の視点で描くという面白い絵本。画面いっぱいに様々な猫がたくさん描かれていて、いろんなことをしています。隅々までじっくり何度も見て発見がある楽しい本です。猫ならではの行事もあってくすっと笑えます。


【こうさぎとほしのどうくつ】
内容:かみなりがとどろく森で、こうさぎたちが出会ったどうくつのおほしさまとは……。『もりのおとぶくろ』『こうさぎと4ほんのマフラー』につづく、こうさぎたちの絵本第3弾です。

昨年の秋に教文館ナルニア国で『こうさぎとおちばおくりのうた』の出久根育さんの原画展を見て絵本を購入依頼、シリーズを買い集めていました。こちらで4冊揃えることが出来ました。夏の物語で今の季節にピッタリ。暑い夏にひんやりした洞窟探検へ出かけたくなりました。


【EDNE(エドネ)】
内容:不朽の名作、ミヒャエル・エンデの『鏡のなかの鏡―迷宮―』へ捧げる30篇のオマージュ。
シンメトリーに見えて、同じでない絵。始まりと終わりがつながる不思議な世界。見るものを魅了する、美しさと思索に満ちた1冊。

junaidaさんの絵が好きなので、新刊発売と聞いて欲しいと思っていました。ラッキーなことにサイン本を入手出来ました。
なんと美しく幻想的な世界なのでしょう。絵本というより画集のよう。月刊MOE8月号が事らの本を特集するそうなので絶対買います。

【赤毛のアン】
緑の切妻屋根の家、グリン・ゲイブルスを舞台に、アンが大まじめで引き起こす大騒動が、みんなをしあわせに!
1952年、村岡花子によってはじめて日本に紹介された『赤毛のアン』。
親子3代で人気のある村岡花子の美しい訳が、邦訳70周年の2022年、これから読み継ぎたい改訂版となりました。
気鋭のイラストレーター北澤平祐と人気の装丁家・中嶋香織とによる、クラシカルかつ可愛い装丁で、名作がよみがえります。

児童文庫で読んだことのある『赤毛のアン』村岡花子さんの訳も読んでみたいと思っていたところに、こちらを知って北澤平祐さんの表紙に惹かれて購入。まだ未読ですが楽しみです。



【愛蔵版 絵のない絵本】
内容:「この世界の生活は、月にとっては一つのおとぎ話にすぎません」 ひとりぼっちの若い絵かきのもとへ、夜ごと友だちの月が訪れて、空から見たことを聞かせます。月のまなざしが照らしだすのは、悲哀に満ちた地上の人びとの風景。旅を愛したアンデルセンの詩情あふれる名作を、絵本作家・松村真依子の柔らかな水彩絵で贈ります。

絵のない絵本はタイトルは知っていたものの、未読でした。松村真依子さんの絵で発売されなかったら読むことはなかったかも??
挿絵が美しく、アンデルセンの叙事詩にしっくり合っています。夜に静かにちょっとずつ読み進めたいです。



以上、個人的に購入本の紹介でした。
オンライン古本屋を営んでいる私が言うのもなんですが。。。
本屋さんに直接足を運んで本を選ぶって楽しい。
しみじみそう思います。

NHKのドキュメント72時間で神保町のブックハウスカフェさんが紹介されてましたね。
ご覧になりましたか?私はしっかり録画してチェックしました。
老若男女問わず楽しめる絵本って奥深いですよね。益々、絵本熱が高まってしまいました。